- どうやってレストランを利用すればいいのだろうか
- 私の食べ方は海外で失礼にならないかな
- チップは絶対に払わないといけないの?
カナダでの食事マナー、実は結構日本と違います。
レストランでの仕組み1つとっても以下が違います。
- チップ制度
- ウェイターの担当制
- 呼び出しボタンがない
私もカナダに来たばかりの頃は、レストランに入るだけでも緊張し、マックのタッチパネルオーダーばかりしていました。
カナダで友達を作るとき、まずはじめに食事にいくことが多いため、日本のマナーだけでは相手を知らずに不快にさせてしまうでしょう。
この記事を読めば、カナダの食事マナーを一通り知ることができます。
食事マナーを完璧に覚えてしまえば、あなたから友達を食事に誘うことができ、友達を作るチャンスが飛躍的に増えます!
食べる時の一般的な食事マナー
音をたてて麺をすする
「ズズズ!!!」とラーメンやパスタを食べることは、日本では一般的です。
しかし、カナダでは音をたてて麺類を食べるのはマナー違反です。
私も、シェアハウスでラーメンをすすって食べていた時に、カナディアンにくすくすと笑われてしまいました。
ラーメンを食べるときは、左手にスプーンを持ち、そこに麺を入れて冷ましてから少しずつ食べましょう。
遠くにある箸や調味料はとってもらう
フォークや塩が遠くに置いてあるときは、友達にとってもらいましょう。
日本では、相手の手をとめるのが悪いと、手をのばして賞味料をとることが多いです。
カナダでは、相手の目の前を手でさえぎることが失礼になります。
直接的に「まずい」とは言わない!
このご飯あんまりおいしくないね〜。
日本では料理の感想を正直に言うことは当たり前で、むしろその話で盛り上がったりしますよね。
カナダでは直接的に「まずい!」と言う人はいません。理由としては、そこのお店を選んだ人に悪いという思いが強いためです。
あまりおいしくない場合、カナダでは以下の表現をすることが一般的です。
- 「この料理少し辛いね!」食べる?
- 「お腹いっぱいになっちゃった」いらない?
- 「他におすすめのお店あるから、今度いってみない?」
友達と食事に行ったときには、ネガティブなことを言うのは避けるようにしましょう。
レストランでの食事マナー
店員を呼ぶときはアイコンタクトで!
すいません!!!!!
日本では大きな声で店員を呼ぶことは一般的ですが、カナダでは絶対にやめましょう。
最悪、ウェイターの機嫌が悪くなり、サービスが悪くなるでしょう。
店員を呼びたい場合は、ウェイターを見つめ、目が合ったらニッコリして下さい。
私も、大きな声で呼ぶことは失礼だと知っていたため、小さな声で、「すいません」と読んでいました。
しかし、カナディアンの友達から、「小さな声で呼ぶのも少し失礼だよ、まあ今は気にする人少ないけどね。」と言われ、それからはアイコンタクトだけにしました。
洋食レストランには担当ウェイターがつく
パスタやステーキ、ハンバーガーが食べられる洋食レストランは、席に担当ウェイターがつきます。
ようこそ!僕の名前はトムだよ!ここの席を担当するからよろしくね!
席ついた瞬間に、ウェイターから自己紹介があれば、担当制のレストランになります。
あなたが支払うチップは全額その人に与えられるため、他のウェイターを呼ぶとたまに嫌がられます。
アジア系と欧米系のレストランはチップ制度が少し違うんです。
- アジア系→チップは山分け
- 欧米系→担当ウェイターがチップ総取り
アジア系のレストランに行く際は、どの店員を呼んでも構いませんが、欧米系のレストランでは少し気をつけましょう。
料理はシェアするのが当たり前
お店にもよりますが、基本的に料理はシェアをする前提なので、量がとても多いです。
私も最初に1人で3品頼んで痛い目にあいました。
料理をシェアすると、一回の食事でいろんな種類の料理が食べられるため、満足度が高いです。
お酒を飲む場合は必ず身分証明が必要
カナダではお酒のルールが日本より厳しく、お酒を飲む際は、必ずIDカードを店員に見せなければなりません。
厳しいお店では、テーブル全員IDカードを見せなければ、お酒を注文することができないんです。
私も一度、自分が飲まないからとIDカードを持参せず、友達全員飲めなかったことがありました。
あきらかに友達のテンションが下がり、IDカードを持ってこなかったことを後悔した経験があります。
みんなが使用していた身分証明証を参考にしてください。
- BCID (British Columbia Identification Card) ←カナディアンは基本的にこれ
- パスポート←留学生はこれ
- 銀行系カード
- クレジットカード
酔っ払って大声をだして騒がない
カナダはお酒のルールが本当に厳しく、お酒でのトラブル時はすぐに警察がきます。
日本では酔っ払って、レストランで大声を出すことは当たり前ですが、カナダでは見たことがありません。
騒ぎたい人はクラブに行きます。
カナダでは、他人に迷惑をかけるということが日本以上に良いとされておりません。
いえええええええい!
このように叫んだ場合、隣の席の客に直接注意されるか、マネージャーを呼ばれて追い出されるでしょう。
- 酔っ払ってフラフラと歩く
- 電車やバスで寝る
カナダで酔っ払うことは、最悪命の危険に関わるので、節度を持ってお酒をのみましょう。
レストラン以外での飲酒は絶対にNG!
- 認められた場所以外での飲酒
- ふたの空いたお酒を持ち歩く
- 路上での飲酒
外での飲酒は禁止されており、家かレストランでお酒を飲む必要があります。
日本では新幹線での飲酒や、仕事終わりに飲みながら帰宅するのは合法ですが、カナダでは禁止されています。
参加者にベジタリアンがいないかチェック
日本では滅多に出会わないベジタリアンですが、カナダではグループに1人くらい必ずいますので、やんわりと友達にチェックしましょう。
「あなたはベジタリアン?」と直接聞くのではなく、友達に相談してみましょう。
ステーキレストランはどう?
行きたいレストランを提案してあげれば、ベジタリアンの友達から、「肉食べれないんだ」と教えてくれます。
ほとんどのレストランで、ベジタリアンでも楽しめる料理が提供されています。しかし、肉がメインのお店に入った後、実は友達がベジタリアンだった、ということにはならないようにしましょう。
大量に残すなら持ち帰ろう
カナダでは、食事が大量にあまった場合、タッパーをもらって持ち帰るのが主流です。
理由としては、食材をムダにするということがあまり良いとされていないためです。
あなたが、毎回レストランでご飯を残しているのであれば、あまりいい顔はされないでしょう。
チップを払わない
最後はチップのマナーについてご紹介します。
いきなり結論です。
- サーバーがいるお店→お会計の15%
- サーバーがいないお店(スタバやカウンター提供)→チップは払わなくて良い
カナダ人の感覚では、食事は【食事代+チップ代】です。接客が悪くてもチップは当然に払うものとされています。
私も最初、チップ文化に慣れませんでした。
どこのお店に行こうが、接客サービスは日本より悪かったためです。
なんでこの人たちのためにチップを払うんだ、、、。
こう思っていましたが、いざ自分が労働者として働き、チップをもらう立場になったときにわかりました。
チップ=モチベーション
サーバーの給料は最低賃金で設定されていることが多く、チップがないと物価が高いカナダで生きていけません。
それに加え、チップが仕事のモチベーションとなり、もっと良いサービスをしようと頑張ることができます。
日本では、「無償のおもてなし」が美徳とされていますが、カナダではお金こそが良いサービスを受けるための当たり前の対価とされています。
カナダ人の友達は横目であなたがチップを払うかみてるよ。
ケチって友達の信用を失わないようにしましょう。
まとめ
カナダでの食事マナーを12個紹介しましたが、日本と大きく違うのはレストランでのマナーです。
お酒のルールの厳しさは日本とは段違いですし、チップ制度は日本にないものです。
お酒の失敗では、最悪トラブルに巻き込まれてしまう危険性もあるので、この記事でよく復習してください。
チップのわかりやすいまとめを最後にもう一度記載します!
- サーバーがいるお店→お会計の15%
- サーバーがいないお店(スタバやカウンター提供)→チップは払わなくて良い
バンクーバーライフが充実することを祈ってます!
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