- 寿司職人が海外で年収2,000万円になりました!!!
- 南の島でスローライフを楽しんでます!!!
- 海外に出稼ぎにいく時代に
こんな情報が今、日本であふれかえっており海外に逃げ出していく人が増えてきています。
私がカナダに住んでいたときも、以下のような悩みを持ち、たくさんの日本人が夢みて来ていました。
- 日本の長時間労働に疲れた
- 老後の年金問題が不安
- 将来日本で子供を育てていいのだろうか
しかし、現実は厳しくカナダに残る人はほんのひと握り、9割以上の日本人は帰国しています。
この記事では、「なぜ多くの日本人がカナダに来ているのか」をテーマに、移住のメリットに加え、失敗しない方法を書きました。
カナダ移住の実情を知れば、今あなたがやるべきことが明確になり、海外移住が成功へと近づきます。
なぜカナダに移住するのか?メリット5選!!
労働環境がバツグンに良い
残業すると時給が1.5倍
基本的にカナダでは残業をすることがあまりなく、カナダ人の友達も全員、定時で帰宅しておりました。
それに加えカナダでは基本的に残業をすると、時給が1.5倍になるため、マネージャーは残業をさせたがりません。
1週間の労働時間は最大48時間まで
基本的に1週間で48時間以上の労働は認められていないため、8時間以上の残業は発生しません。
私は日本でサラリーマンをしていた時、1週間で55時間労働をしていたので、残業がないカナダは本当に天国でした
あこがれの英語ライフを送ることができる
カナダに移住を考えている方で、海外にあこがれのない人はいません。
一歩玄関から外に出れば、映画でみた世界が広がっており、刺激的な毎日が待っています。
英語を話す毎日は本当に楽しく、スターバックスで注文をするだけでも、何者かになれた気分になります。
外国人の恋人を作りたい人もたくさんいました。
給料が日本より高い
最低賃金 | |
カナダ(バンクーバー) | 日本(東京) |
$16.75 約1,700円 | 1,113円 |
カナダの最低賃金は、日本の約1,5倍で、毎年100円程度あがり続けています。
1日8時間働けば、最低13,600円稼ぐことだでき、チップを含めると2万稼ぐことも可能です。
その仕事探しが難しいんだけどね、、、。
年齢にとらわれず若者や女性が大活躍
日本社会では、まだまだ年上がえらいとされる年功序列が一般的で、男女平等からは程遠いです。
しかし、海外では若者が多く、街は活気であふれていました。
私の職場でも、新しいマネージャーとして24歳の香港人が入って来た時は、ビックリしました。
若くからバリバリと活躍したい若者や女性には、カナダはピッタリです。
アジア人が多く住みやすい
海外の白人が多い国や、場所にいったことがある方ならわかると思いますが、アジア人としてはどこか落ち着かないんです。
バンクーバーでは50%以上の市民が移民のため、アジア人が非常に多い。
アジア人が多いということは、差別が少ない証拠でもあります。
私もゼロではないですが、カナダで差別的な態度をされたことは本当に少ないです。
カナダ移住のデメリット3選!!!
物価が高すぎる
カナダの物価は信じられないくらい高いです。以下、私が支払っていた金額です。
モノ | 金額 |
シングルベッドルーム(シェアハウス) | 10万円 |
外食 1回 | 3千円 |
定期券 | 1万1千円 |
食費1ヶ月 | 2万円 |
給料の半分くらい家賃で無くなりますし、上記に加え何か購入したり、友達と遊ぶ回数が増えればお金は一瞬でなくなります。
私は留学生でしたが、移住を考えているひとは、車の購入代、保険、ガソリン代が月5万円程度増えます。
子供がいる人は、家賃や食費等、さらに出費が増えるでしょう。
給料が上がるスピードより、モノが高くなっていくんだよ。
英語力がないと不便
英語力=生活の質
カナダでは、英語力と生活の質が比例します。以下のレベル表を見てください。
レベル0 : 挨拶と自己紹介しかできない
レベル1 : お店で注文ができる
レベル2 : 簡単な意思疎通ができる
レベル3 : 店の店員として働ける
レベル4 : ネイティブの友達と1日過ごせる ⇦筆者はココ
レベル5 : 会社の会議に参加できる
ほとんどの日本人留学生はレベル2くらいで帰国しますが、海外で生活していくためにはレベル4の英語力がないと、病気やトラブルが解決できないなどの不具合がでてきます。
私も到達できませんでしたが、レベル5の日本人はほとんどいませんでした。
しかし、レベル5になれば、給料が高い仕事もゲットできます。
日本より治安が悪い
私がカナダへの移住をやめた理由は「治安が悪い」からです。
バンクーバーの中心地であるダウンタウンでは、ホームレスやドラッグ中毒者が昼夜とわず歩きまわっており、私の友人も殴られました。
拳銃が違法なため、アメリカより安全とはいえ、誰かが撃たれたというニュースは毎日耳にします。
カナダ移住を考えている方は、治安問題については避けて通れません。
日本より安全な国はないんだね、、、。
カナダ移住に失敗しないためにやっておくべきコト
英語力の底上げ
英語力の底上げは必ずやっておいて下さい。
TOEIC何点という勉強よりは、オンライン英会話でのスピーキング、Youtubeやネットフリックスでのリスニングを強化して下さい。
TOEICは意味がないとは思いませんが、難しい単語を覚える前に、中学英語をスピード処理できる方が重要です。
私も帰国時にTOEICを受けたときには630点でしたので、それ以上の点数を求めるのは優先度が低いです。
机上の勉強より英語をとにかく聞いて話してみよう!
英語以外のスキルを身につけておく
海外であなたを助けてくれるのは「英語を必要としない手に職」です。例えば以下です。
- 調理師 すし職人
- 美容師
- 大工
- プログラマー
カナダに移住するためには、仕事を探して5年程度働いて、永住権をとるのが一般的です。
スキルもなく英語だけで、日本以外からも大量にくる移民と戦っていくのは相当難しい。
調理師や美容師のような繊細な作業は日本人のレベルはとても高く、カナダで日本食レストランの調理師としてマネージャーをしている人がたくさんいました。
私も帰国後はいつでも海外に行けるように、魚屋で調理師として働いております。
まとめ
カナダには出稼ぎや英語力アップを夢みて、多くの日本人が来ます。
しかし、私の体感では9割くらいは思い描いていたカナダライフを送れずに帰国してしまいます。
こんなハズじゃなかったとなる前に、以下の記事も参考にしてください。
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